枕カバーの生地におすすめの素材を用途別に紹介|美容・美髪向け、寝汗対策、肌触り…

枕カバーの素材について、こんな悩みはありませんか?

  • 汗っかきだから、吸水性の高い枕カバーを知りたい
  • 美髪や美肌に効果のある枕カバーを知りたい
  • 年中快適に使える枕カバーを知りたい

この記事では枕カバー選びで最も大切な枕カバーの素材について詳しく解説します。
また素材以外にも、枕カバー選びの大切なポイントである枕カバーのサイズ・装着方法・色についても解説しますので、枕カバー選びの参考にしてください。

素材別におすすめの商品や枕カバーのお手入れ方法についてもご紹介しますので、最後までご覧ください。

1.枕カバー選びのポイント

肌や髪に直接触れる枕カバーは、素材によって肌触りや機能性が違い、どんな素材を選ぶかで睡眠の質も変化します。

枕カバーを選ぶ際は、素材だけでなく、自分の枕にぴったり合うサイズの枕カバーであるのか、どんな装着方法であるのかも、使用感やお手入れに大きな影響があるので、注意しましょう。

また、枕カバーの色は、インテリアやお好みに合わせて選ぶ方も多いと思いますが、睡眠の質を高めたいのであれば、枕カバーの色選びも大切です。

枕カバーを選ぶ際には、これらのポイントを考えて、自分にぴったりの枕カバーを見つけましょう。

1-1.枕カバーを使った方が良い理由

枕カバーを使った方が良い理由

そもそも枕カバーを使う必要はあるの?と考える方もいるのではないでしょうか。

枕カバーは、洗濯が難しい枕本体を保護し、清潔に枕を使用するために欠かせないアイテムです。
また、自分に合う枕カバーの素材を選ぶことで、快適に眠れるようになり、睡眠の質を高めることにも繋がります。

枕は直接顔や髪と触れるので、汗や皮脂、よだれなど、目に見えない汚れがつきやすい寝具です。
枕カバーをしていないと、枕本体に直接汚れがついてしまいますが、枕は洗えない場合も多く、洗えても乾くまでに時間がかかるので、枕を清潔に保つことは簡単ではありません。

そこで、枕カバーを使用すると、枕本体が汚れることを防ぎ、枕カバーを交換することで、いつでも清潔な状態を保つことができるようになります。

汗や皮脂、よだれなどの汚れをそのままにしておくと雑菌が繁殖し、肌トラブルの原因にもなるので、枕カバーを使用して清潔に枕を使用しましょう。

また、枕カバーは様々な素材のものがあります。
汗っかきの方、美容面重視で選ぶ方、肌触りで選ぶ方など、それぞれにあった枕カバーを選ぶことで、快適な睡眠環境が整います。
自分に合う枕カバーを使用し、睡眠の質を高めましょう。

1-2.肌触りや使い心地に最も大切な素材選び

肌触りや使い心地に最も大切な素材選び

枕カバー選びで最も大切なのは、枕カバーの素材選びです。

枕カバーは素材によって、ふわふわ、なめらか、サラッと、ひんやりなど肌に触れたときの感覚が異なります。
汗っかきの方は吸水性が優れたもの、肌荒れが気になる方は美容効果が期待できるもの、アレルギー体質の方は衛生的に使用できるものなど、体質によって枕カバーに求める機能も異なるでしょう。

満足いく枕カバーの素材を選ぶことで、睡眠の質を高めることにつながります。

枕カバーに使われる素材や生地は主に11種類あります。
11種類の素材の特徴や機能性、どんな人におすすめなのかなど、枕カバーの素材を選ぶ基準をご紹介します。

枕カバーの生地に使われる主な素材と特徴を一覧にまとめました。

枕カバーの素材特徴
タオル地(パイル地)ふんわりとした柔らかい肌触り
優れた吸水性で寝汗対策に最適
シルク他の素材にはない美容面での効果を期待できる
光沢があり高級感を感じる
吸放湿性・保温性・通気性が高く一年中快適
コットン(綿)チクチクしないやさしい肌触り
洗濯機や漂白剤が使えて手入れが簡単
リネン(麻)涼感のあるサラッとした肌触り
汚れが付きにくく衛生的
ガーゼ刺激になりにくい柔らかい肌触り
蒸れにくく、乾きやすい
ポリエステル丈夫で洗濯しやすい
抗菌防臭加工や防ダニ加工が施されているものも多い
レーヨンヒンヤリ心地良い肌触り
吸湿性や通気性に優れている
サテン光沢があり、ツルツルした肌触り
使用される素材によって、機能は異なる
ベロアふんわりとした心地良い肌触り
保温性に優れている
裏面ラミネートダニやほこりを通しにくい
防水性がある
ポリエステルフリース暖かく肌触りが良い
ほこりがつきやすく・静電気が起きやすいので枕カバーに向かない

では各素材の特徴をそれぞれ詳しく紹介します。

タオル地(パイル地)の枕カバーの特徴

タオル地で最もメジャーな織り方は、パイル地です。
タオル地(パイル地)の枕カバーには、次のような特徴があります。

タオル地(パイル地)の枕カバーの特徴

  • ふんわりとした柔らかい肌触り
  • 吸水性に優れていて寝汗対策に最適
  • 品質が悪いとゴワゴワしやすい
  • パイルが長過ぎると爪や髪が引っかかりやすい
  • パイルが長過ぎると髪に摩擦が起こりやすい

パイル地は、繊維を丸くループ状にすることで、ふんわりとした肌触りになります。
また、ループ状にすることで、繊維の表面積が増え、優れた吸水性や保温性を発揮します。

タオル地の枕カバーは、優れた吸水性があるので、寝汗対策におすすめです。
汗っかきの方や汗をかきやすいお子さん、夏場や梅雨など汗をかきやすい時期や湿気を感じやすい時期におすすめの素材です。

しかし、タオル地が薄すぎたり品質が悪いタオル地は、生地が硬くゴワゴワしたり、吸水性を感じにくいなど、タオル地枕カバーの良さを感じることができません。
さらにパイルが長過ぎると、爪や髪が引っかかったり、ほこりやゴミがつきやすいというデメリットもあります。

タオル地枕カバーを選ぶ際には、パイルが短く、程よい厚さの生地を選びましょう。

シルクの枕カバーの特徴

シルクの枕カバーは、他の素材にはない美容面での効果を期待することができます。
シルクの枕カバーには、次のような特徴があります。

シルクの枕カバーの特徴

  • 美肌効果や美髪効果を期待できる
  • 繊維に保湿力があるので、乾燥しにくく、静電気が起きにくい
  • シルク特有の光沢があり高級感がある
  • 滑らかな肌触りと天然繊維で敏感肌の方も安心
  • 吸放湿性・通気性が高く蒸れにくい
  • 保温性に優れていて一年中快適に使える
  • 熱に弱く、虫食いが起きやすい
  • 洗える枕カバーもあるが、洗えないものもある

シルクの枕カバーは、美肌や美髪などの美容面での効果を期待する人におすすめの素材です。
睡眠時、肌や髪は枕カバーによる乾燥や、寝返りなどによる摩擦、静電気によってダメージを受けます。
シルクは、繊維自体に潤いを保つ性質があるため、保湿力に優れた素材です。
肌や髪のダメージの原因である乾燥を防ぎ、静電気を発生しにくくするため、美容面での効果を発揮します。

シルクは、高級感を感じる生地として知られていますが、高級感の理由は繊維の構造にあります。
シルクの繊維は、三角形で細い繊維が束になった微細構造です。
光が当たると様々な方向に反射するため、シルク特有の光沢感と高級感が得られます。

また、シルクは蚕の繭から取れる天然繊維で、人の肌に近いタンパク質でできているため、肌馴染みがよく、滑らかな肌触りで、赤ちゃんや敏感肌の方も安心して使用できます。

シルクは美容面の効果だけでなく、優れた機能性で夏は涼しく、冬は暖かく使用できる素材です。

シルクは、吸湿性と放湿性に優れているため、汗をかいても、水分を吸収・発散し、寝汗が多くなる夏場もベタつかずサラッとした寝心地で睡眠の質を高めます。
タオル地や綿は、シルクよりも汗を吸水する印象があると思いますが、速乾性がないので、汗で濡れた枕カバーがベタついたり、冷えたりして不快に感じることがあります。

また、シルクは繊維に細かい孔があいている多孔質構造で、熱伝導率が低いため、繊維の細かい孔に温かい空気を保つことができ、冬場は暖かさを感じます。

汗をかく時期にも寒い時期にもオールシーズン快適に使用できるのがシルクのメリットです。

一方で、シルクはお手入れに注意が必要な素材です。
シルクは、動物性の天然繊維で、主成分がタンパク質なので、熱に弱く、虫食いが起きやすいというデメリットがあります。

また、シルクは繊維が細く、繊細な素材なので、摩擦に弱く、誤った方法で洗濯や乾燥をしてしまうと、シルクの滑らかな肌触りや美容面の効果を感じにくくなるため注意が必要です。
商品によっては、家庭での洗濯ができない商品もあるため、購入の際には洗濯表示を確認しましょう。

シルクの枕カバーは慣れるまでお手入れに手間がかかりますが、滑らかな肌触りや美容面の効果、優れた機能性でオールシーズン快適に使用できるため、幅広い世代の方におすすめです。

コットン(綿)の枕カバーの特徴

コットンの枕カバーには、次のような特徴があります。

コットン(綿)の枕カバーの特徴

  • 吸水性や通気性が高い
  • 汗をかいても蒸れにくい
  • 繊維の先端が丸いためチクチクしない
  • 洗濯機や漂白剤が使えて手入れが簡単
  • 汗をかいた時に乾きにくい
  • 繰り返しの洗濯で繊維が硬くなる

コットンは、昔から寝具カバーに多く使用されている素材で、馴染みがある素材です。
コットンの繊維は、尖った部分がないので、肌触りも良く、天然素材なので、赤ちゃんや敏感肌の方も安心して使えます。

コットンの繊維は中が空洞になっています。
繊維の中の空洞に水を溜めることで優れた吸水性を発揮し、熱を蓄えることで暖かさを感じます。
また、繊維に空洞があることで風を通しやすくなり、通気性も高まります。

一方でコットンは、乾きにくいというデメリットがあります。
汗っかきの方やお子さんは、寝汗をたっぷりかくと、枕カバーが濡れたままになるので、ベタつきや冷えを感じやすくなります。
体質や気温に応じて、コットンの枕カバーを使用しましょう。

コットンは天然撚り(より)というよじれがあるため、繊維の強度が強い素材です。

耐久性に優れた素材なので、洗濯機を使用でき、汚れがひどい時は漂白剤が使えるのでお手入れが簡単です。
ただし洗濯を繰り返すと、繊維が縮み、硬くなって肌触りが悪くなるというデメリットもあります。
繊維が硬くなると肌の刺激になるので、こまめに新しい枕カバーに交換しましょう。

同じコットンの枕カバーであっても、商品によって肌触りが異なります。
その原因は、コットンの繊維の長さや細さ、織り方によるものです。

繊維が長く細いものを使用したコットンが高品質で、肌触りも良くなります。
また、コットンの織り方によって肌触りや耐久性が異なります。

素材が同じコットンの枕カバーであっても、繊維や織り方によって肌触りも金額も変わります。
コットンの枕カバーを購入する際は、素材だけでなく、どのような繊維が使われているのか、どんな織り方なのかに注意して選びましょう。

リネン(麻)の枕カバーの特徴

リネンの枕カバーには、次のような特徴があります。

リネン(麻)の枕カバーの特徴

  • 涼感のあるサラッとした肌触り
  • 素早く汗を吸い取り湿気を発散する
  • 体温を保持できる中空構造で冬は暖かい
  • 繊維に含まれるペクチンの効果で汚れが付きにくい
  • 生地が丈夫で洗濯をしてもへたりにくい
  • シワになりやすく品質が悪いとゴワゴワする

リネンは、吸湿性と放湿性に優れているので、汗をかいても蒸れにくく、優れた熱伝導性で、熱を発散し、ひんやりとした肌触りを感じる天然素材です。

リネンの吸水性はコットンの約4倍、速乾性はコットンの約2倍と吸水性と速乾性に優れているため、汗のベタつきを感じにくく、快適に眠ることができます。

リネンが速乾性に優れているのは、リネンの繊維が中空構造になっているからです。
中空構造で、水分を素早く発散するので、優れた速乾性を発揮します。
速乾性に優れた素材は、汗をかいた時の不快感だけでなく、洗濯後も乾きやすいので、お手入れのハードルが下がり、寝具を清潔に保ちやすくなります。

また、リネンの中空構造は、中の空気が熱を保つ効果もあるため、保温性にも優れています。
リネンは温度に応じて、吸水性・通気性・速乾性・保温性を発揮し、オールシーズン使いやすい素材です。

他にも、リネンの繊維はペクチンという成分で覆われているので、汚れが染み込みにくく、付着した汚れも落ちやすいという特徴があり、いつでも清潔に使えます。
また、ペクチンは、生地の毛羽立ちを抑える効果もあるため、肌触りがよく、埃が付着する原因にもなる静電気の発生を抑えます。

リネンは、優れた吸水性で、水を吸収すると繊維が膨張し、密着するので、生地が硬くなるという特徴があります。
水に濡れると多少の縮みが見られますが、生地の強度が増すので、耐久性に優れた素材です。

水に濡れると強度が増すリネンですが、お手入れには注意は必要な素材です。
洗濯の時に高温の水を使用すると縮みやすくなるため、洗濯時の水温には注意しましょう。
また、シワができやすい素材なので脱水は短時間にし、風通しの良い日陰で干しましょう。

リネンの枕カバーは、オールシーズン使え、優れた耐久性で、使い込むと肌馴染みが良くなるので、長年大切に枕カバーを使いたい方におすすめです。

ガーゼの枕カバーの特徴

ガーゼの枕カバーには、次のような特徴があります。

ガーゼの枕カバーの特徴

  • 刺激になりにくい柔らかい肌触り
  • 優れた吸水性で汗を吸収
  • 通気性が高く蒸れにくい
  • ガーゼを重ねた生地は保温性が高い
  • 洗濯後にシワや縮みが発生しやすい
  • 使い始めは吸水力があまり高くない

ガーゼは、主に綿やシルク、リネンなどの天然素材をゆるく織った生地の名前です。
天然素材を使って、薄く・ゆるく織られた生地なので、刺激が少なく、柔らかい肌触りが特徴です。

一般的にはコットンを使用したガーゼが多いので、吸水性も高く、ガーゼ生地を複数枚重ねることで、より吸水性が高まります。
さらに、ガーゼは生地の目が粗いため、通気性がよく、速乾性にも優れています。
ガーゼは、優れた吸水性・通気性・速乾性で、汗をかく時期におすすめの素材です。

また、ガーゼを複数枚重ねることで、空気の層ができ、温かい空気を溜めることができるようになるため、保温性が高まります。

ガーゼは、肌触りが優しく、吸水性・通気性・速乾性・保温性に優れているので、誰でも、オールシーズン使いやすい素材です。

一方でガーゼは、生地がゆるく織られているため、丈夫な生地ではありません。
強く引っ張ると生地が伸びてしまったり、金具などにひっかけやすいというデメリットがあります。
洗濯によってシワや縮みが出やすいので、初めて使用する際は水通しをしましょう。

ガーゼ生地の枕カバーを選ぶ際は、ガーゼが薄すぎると、寝汗で枕が汚れてしまいます。
枕の汚れを防ぐためにも、5枚以上のガーゼが使用されている吸水性が高い枕カバーを選びましょう。

ポリエステルの枕カバーの特徴

ポリエステルの枕カバーには、次のような特徴があります。

ポリエステルの特徴

  • 耐久性が高く洗濯後もシワになりにくい
  • 速乾性があり、汗によるベタつきを感じにくい
  • 抗菌防臭加工や防ダニ加工が施されているものも多い
  • 静電気が起こりやすい

ポリエステルは人工的に作られた化学繊維で、石油が原料の合成繊維です。
優れた耐久性があり、洗濯しても傷みにくく、縮み・型崩れ・シワなどができにくので、扱いやすい素材です。

ポリエステルの特徴は、速乾性があり、汗のベタつきを感じにくいということです。
ポリエステルは、疎水性繊維なので、水になじみにくく、水分を吸いません。
汗が生地に触れると、繊維に汗が入り込むことなく、拡散されて蒸発するので、速乾性を発揮します。
繊維が汗を吸わないので、汗によるベタつきを感じにくく、サラッとした触り心地が続きます。

他にも、ポリエステルは人工的に作られた素材なので、抗菌・防臭加工、防ダニ加工、冷感・発熱加工など特殊な加工をしやすいというメリットがあります。
ですが、特殊加工には薬品を使用するので、赤ちゃんや敏感肌の方は、肌トラブルの原因になるので注意が必要です。

また、ポリエステルは、マイナスの電気が帯電しやすいため、静電気が発生しやすい素材です。
静電気は髪にダメージを与え、冬場は静電気が起きやすく不快に感じやすいので、注意しましょう。

ポリエステルの枕カバーは、抗菌加工や防臭加工など、菌やニオイなどの不快感を解消したい方におすすめです。

レーヨンの枕カバーの特徴

レーヨンの枕カバーには、次のような特徴があります。

レーヨンの枕カバーの特徴

  • ヒンヤリ心地良い肌触り
  • 吸湿性や通気性に優れている
  • 洗濯するとシワになりやすく縮みやすい
  • シルクのような美髪効果や美肌効果は期待できない

レーヨンとは、木材パルプなどの天然素材を原料とした再生繊維です。
シルクに似せて人工的に開発された素材なので、上品な光沢があります。

肌触りはシルクのようになめらかで、ひんやりとした清涼感があります。
吸湿性と通気性に優れているため、汗をかいても吸収・発散するので、ベタつきを感じにくく、夏の暑さ対策におすすめです。
一方で、大量に汗をかいて、枕カバーが濡れてしまうと、乾きづらいというデメリットがあるので、不快に感じることがあります。

レーヨンは、優れた吸水性が特徴ですが、原料が木材パルプなので水に弱いという特徴があります。
長時間水につけると、繊維が膨張して生地が縮む、生地の強度が落ちる、シワになりやすいというデメリットがあるので、洗濯の際は水につける時間を極力短くしましょう。

レーヨンの枕カバーは、家庭での洗濯ができないものもあるため、購入の前に洗濯表示を確認しましょう。

レーヨンは、シルクのような上品さがありますが、木製パルプが原料の繊維なので、シルクのような美容効果はありません。
シルクよりもお手頃な価格で購入できるので、シルクのような肌触りの枕カバーが欲しい方におすすめです。

サテンの枕カバーの特徴

サテンの枕カバーには、次のような特徴があります。

  • ツルツルとした滑らかな肌触り
  • 光沢があり、高級感がある
  • デリケートな素材で取り扱いが難しい

サテンとは、素材の名前ではなく朱子(繻子)織りという織り方の名前です。
そのため、サテンは綿・シルク・ポリエステルなど様々な素材を使用しています。

サテンの特徴は、シルクのような光沢感とツルツルとした肌触りです。
織り方によって滑らかな肌触りを出しているので、どのような素材でも、高級感のある生地になります。
綿や絹で作られたサテンは吸湿性が高く、ポリエステルで作られたサテンは速乾性が高いなど、素材により性質が異なるのが特徴です。

サテンは縦糸と横糸の交差している目が少ないので、肌触りがなめらかになります。
しかし、交差している目がすぐない分、摩擦や引っ張られる力に弱いので、取り扱いには注意が必要です。

サテンの枕カバーを購入する場合は、家庭での洗濯ができない場合もありますので、洗濯表示を確認して購入しましょう。

サテンの枕カバーは、高級感のある生地の枕カバーが欲しい方におすすめです。

ベロアの枕カバーの特徴

ベロアの枕カバーには、次のような特徴があります。

  • ふんわりと滑らかな肌触り
  • 保温性に優れている
  • 伸縮性があり、枕にフィットする
  • 光沢があり、高級感がある

ベロアは素材の名前ではなく、タオルなど同じパイル織でできた生地の名前です。
そのため綿・ポリエステル・レーヨンなど様々な素材でできています。

ベロアは、パイルの毛足をカットし、ループがない、カットパイルという生地です。
カットパイルはふんわりと滑らかなが肌触りが特徴で、弾力がありますが、耐久性に劣ります。

ベロアは、カットパイルの長い毛足に空気を含み、熱を保つことができるので、保温性が高まり、寒い時期におすすめです。
ベロアはパイル織なので、伸縮性があり、枕にフィットし、枕カバーがずれにくくなります。

一方で、ほこりがつきやすい、ほつれやすい、ひっかかりやすいというデメリットもあります。
ベロアは縮むこともあるので、洗濯の際には注意が必要です。

ベロアは、寒い時期に暖かい生地の枕カバーを使用したいという方におすすめです。

裏面ラミネートの枕カバーの特徴

裏面ラミネートの枕カバーには、次のような特徴があります。

  • ダニ・ほこりが通過しにくい
  • 防水性がある

裏面ラミネートは、枕カバーの生地の裏にラミネート加工をしている生地のことです。
枕カバーは皮脂や寝汗がつくので、特にダニやほこりがつきやすい寝具ですが、枕カバーの裏面の生地にラミネート加工をすることで、ダニやホコリを通しにくくしています。

また、寝汗などが枕につきにくく、枕本体を守り、より清潔な状態を保つこともできます。

ダニやホコリなどのハウスダストを避けたいアレルギー体質の方や、寝具を衛生的に使いたい方におすすめの枕カバーです。

ポリエステルフリースの枕カバーの特徴

ポリエステルフリースの枕カバーには、次のような特徴があります。

  • 暖かく肌触りが良い
  • 静電気が起き、髪がダメージを受ける
  • ホコリがつきやすい

ポリエステルフリースの枕カバーは、柔らかい肌触りと暖かさで冬場に人気の枕カバーです。
ですがポリエステルフリースは、枕カバーの素材にはおすすめできません。

ホリエステルフリースは、起毛した素材なので、ホコリがつきやすく、アレルギー体質の方は注意が必要です。

また、ポリエステルフリースは静電気が起きやすい素材です。
静電気は髪にダメージを与えるため、直接髪や肌が触れる枕カバーの素材には向いていません。

ポリエステルフリースは吸湿性や放湿性が低いので、寝汗をかくとベタつきを感じます。
体温調整がしにくいなど寝具には向かない素材なので、枕カバーの素材でポリエステルフリースを選ぶのはやめましょう。

1-3.自分の枕にぴったり合う枕カバーのサイズを選ぶ

枕カバーのサイズが、お持ちの枕とぴったり合うサイズでないと、枕がずれたり、よれたりして、寝心地が悪くなり睡眠の質が下がります。

枕カバーのサイズは枕本体と同じサイズのものを選びましょう。

枕カバーのサイズについて、主な3つのサイズをご紹介します。

標準サイズ 43×63cm

市販されている枕の中で最も標準的なサイズは「43×63cm」の枕です。

そのため標準サイズに合う「43×63cm」の枕カバーは、種類が豊富で好みの枕カバーを見つけやすいでしょう。
日本人の肩幅に合うサイズなので、男女問わず使いやすいサイズです。

大きめサイズ 50×70cm

標準的な枕のサイズよりも一回り大きく、ホテルなどで使われることが多い「50×70cm」の枕にフィットする枕カバーのサイズです。

体が大きい方、寝返りをよくする方、ゆったりした寝心地が好みの方におすすめです。
使用する生地が標準サイズより多くなるため、価格は少し高いものが多いですが、販売されている枕カバーの種類は標準サイズの次に豊富です。

小さめサイズ 35×50cm

標準サイズより一回り小さい「35×50㎝」の枕にフィットする小さめサイズの枕カバーのサイズです。
以前の枕は、小さめのサイズが主流だったため、旅館で使われている枕やそば殻の枕などに多いサイズです。

小柄な人や寝返りが少ない人、お子さんにおすすめのサイズです。

1-4.好みの装着方法で選ぶ

好みの装着方法で選ぶ

枕カバーの装着方法は主に2種類です。

  • 封筒式
  • ファスナー式

それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。

封筒式

封筒式の枕カバーは、金具を一切使用していないので、赤ちゃんや敏感肌の方も安心して使用できる装着方法です。

出し入れが簡単なので、洗濯などお手入れの時の手間も省けます。

また、金具がついていないので、生地をかんで傷めたり、髪などが絡まる心配もありません。
小さいお子さんが金具で怪我をする心配もないので安心して使用できます。

一方、枕を出し入れする部分は、常にあいた状態なので、ほこりなどが中に入りやすい、枕がずれやすいというデメリットがあります。

お子さんや敏感肌の方、美容面の効果を枕カバーに求める方は金具がついていない封筒式の枕カバーがおすすめです。

ファスナー式

ファスナー式の枕カバーは、枕の出入り口がしっかりと閉まるので、枕がずれにくい装着方法です。
ファスナーが出入り口についているので、ほこりが中に入るのを防ぐことができ、衛生的です。

一方でファスナー部分が肌に触れることでダメージを受けたり、髪が絡まって、髪が傷む可能性もあります。
お手入れの際にファスナーが生地を噛んで傷めることもあるため、注意が必要です。

1-5.睡眠の質を高める枕カバーの色選び

枕カバーの色選びは、インテリアだけでなく快適な睡眠をサポートする役割もあります。
睡眠の質を高めるためには副交感神経を優位にし、リラックスすることが大切です。

枕カバーにおすすめの色は、青・緑・茶・ベージュといったアースカラーです。
アースカラーであっても、発色の良い強い色ではなく、淡い落ち着いた色を選ぶことが安眠の秘訣です。

青色は、リラックスして、心を落ち着かせる効果が期待できます。
涼しげな見た目から、清涼感を感じられるという特徴があります。

緑色は、自然や葉っぱを連想する色で、癒しや安らぎの効果が期待できます。
興奮を抑える色なので、リラックス効果が高いという特徴があります。

茶色やベージュは、木や土の色を連想する色で、自然の温もりや心を穏やかにする効果が期待できます。
落ち着いた色ですが、暗い印象ではなく温かみを感じるので、緊張を和らげという特徴があります。

一方で、枕カバーに向かない色もあります。
それは、赤・オレンジ・黒・紫など鮮やかで刺激の強い色です。
赤やオレンジは興奮や活発さを促す色、黒や紫は不安や恐怖を連想する色なので、リラックスするべき寝室には向きません。

枕カバーを安眠重視で選ぶなら、アースカラーで落ち着いた色をおすすめします。

2.素材別おすすめ枕カバー

素材別おすすめ枕カバー

紹介した10個の素材のおすすめの枕カバーをご紹介します。

2-1.タオル地(パイル地)とコットン(綿)のおすすめ枕カバー

coconem今治タオル枕カバー

coconem今治タオル枕カバー
素材国産綿100%
サイズ縦43cm × 横63cm
装着方法封筒式
カラーアイボリー・ブラウン・モカ・ベビーピンク・ブルーグレー・カーキ
価格2,199円(税込)
洗濯方法洗濯機可 弱水流推奨
生産国日本製(今治)
品質基準今治タオルブランド認定

※価格は税込で表示しています。
coconemの今治タオル枕カバーは、今治タオルブランドの認定を受けていて、優れた吸水性となめらかな肌触りが特徴です。
睡眠中の爪や髪のトラブルが起きないように、6mmと短めのパイルなので、ひっかけにくく、耐久性にも優れています。
汗っかきな方やお子さんはもちろん、どんな方でもオールシーズン使いやすい素材でおすすめです。

2-2.シルクのおすすめ枕カバー

coconemシルク枕カバー

coconemシルク枕カバー
素材両面天然シルク100%
サイズ縦43cm × 横63cm
装着方法封筒式
カラーホワイト・シルバー・ピンク・シャンパーニュ・ベイビーブルー・ネイビー・ラベンダー・アクア・レッド・ブラック
価格3,280円(税込)
洗濯方法手洗い推奨
シルクのランク最高級6Aグレード
生地の厚さ19匁
品質基準エコテックス®スタンダード100認証

※価格は税込で表示しています。
coconemのシルク枕カバーは、最高級の6Aランクの天然シルクを両面に使用した高品質な商品です。
高品質なシルクですが、自宅で洗濯ができるので、お手入れも手軽で、清潔な状態を保ちやすいというメリットがあります。
エコテックスの最も基準が厳しいclass1に合格しているので、安心・安全です。
枕カバーに美肌や美髪など美容面の効果を期待したい方におすすめです。

2-3.リネン(麻)のおすすめ枕カバー

Lino リネン100%枕カバー

Lino リネン100%枕カバー
素材リネン(麻)100%
サイズ縦43cm × 横63cmの枕に対応
装着方法封筒式
カラーベージュ、ホワイト
価格1,199円(税込)
洗濯方法‎洗濯機洗い可
※洗濯ネット使用、脱水短め、乾燥機不可
生産国日本製
品質基準エコテックス®スタンダード100認証

※価格は税込で表示しています。
Linoのリネン100%枕カバーは、上質なヨーロッパリネンを100%使用して日本国内で縫製された高品質な商品です。
エコテックスの最も基準が厳しいclass1に合格しているので、安心・安全です。
吸水性・速乾性・耐久性・抗菌性・防臭性に優れていて、熱伝導率が高いのでオールシーズン心地よく使用できます。

2-4.ガーゼのおすすめ枕カバー

ブルーム 5重ガーゼ枕カバー

ブルーム 5重ガーゼ枕カバー
素材綿100% 5重ガーゼ生地
サイズ縦43cm × 横63cmの枕に対応
装着方法ファスナー式
カラーネイビー、クルミベージュ、グレー、アイボリー、ブラウン、チャコール
価格2,540円(税込)
洗濯方法‎洗濯機洗い可
※洗濯ネット使用
生産国日本製(今治)
品質基準今治タオルブランド認定

※価格は税込で表示しています。
ブルーノの5重ガーゼ枕カバーは、今治タオルブランド認定で高品質な商品です。
ガーゼ特有のシャリ感がある素材で、吸水性・通気性に優れているので、汗ばむ夜も快適に過ごせます。
洗濯ネットに入れて自宅で洗濯ができるのでお手入れも簡単でおすすめです。

2-5.ポリエステルのおすすめ枕カバー

羽毛工房 ポリエステル枕カバー

羽毛工房 ポリエステル枕カバー
素材ポリエステル100%
サイズ縦43cm × 横63cmの枕に対応
装着方法封筒式
カラーグレー・コーラルピンク・薄緑・ネイビー・ブルー・薄色・グリーン&グレー
価格2枚セット 880円(税込)
洗濯方法‎洗濯機洗い
生産国中国製

※価格は税込で表示しています。
羽毛工房 ポリエステル枕カバーは、サラッとした肌触りで、乾きやすく、カビや害虫に強いという特徴があります。
ほこりが出にくいので、ハウスダストアレルギーの方にもおすすめです。
厚生労働省が定めるホルムアルデヒド値をクリアした「低ホルムアルデヒド製品」なので、安心して使用できます。

2-6.レーヨンのおすすめ枕カバー

coyoli くしゅふわレーヨン枕カバー

coyoli くしゅふわレーヨン枕カバー
素材側素材 上層:レーヨン100%
下層:ポリエステル97% ポリウレタン3%
サイズ縦43cm × 横63cm
装着方法ファスナー式
カラーパープル・ミントグリーン・ダークグレー・ライトブルー・ アイボリー・ グレー・ネイビー  
価格799円(税込)
洗濯方法‎洗濯機洗い ※洗濯ネット使用
生産国中国製

※価格は税込で表示しています。
coyoliくしゅふわレーヨン枕カバーは、やさしい冷感素材でクーラーが苦手な方の暑さ対策におすすめです。
吸湿性・通気性に優れているので汗をかいてもベタつかず快適に眠ることができます。
coyoliくしゅふわレーヨン枕カバーは、洗濯機で洗えるのでお手入れも簡単でおすすめです。

2-7.サテンのおすすめ枕カバー

Noone サテン織枕カバー

Noone サテン織枕カバー
素材綿100% サテン織
サイズ縦43cm × 横63cm
装着方法ファスナー式
カラー【ストライプ】
ピュアホワイト・シャンパンベージュ・シルバーグレー・ディープブラウン・オパールピンク・シルキーブラック・アトランティスネイビー
【無地】
ホワイト・ベージュ・グレー・ブラウン・ピンク・ブラック・ネイビー
価格1,580円(税込)
洗濯方法乾燥機使用不可
生産国日本製

※価格は税込で表示しています。
Noone サテン織枕カバーは、綿100%でできたサテン織の枕カバーです。
綿でできているので吸湿性・放湿性に優れ、サテン特有の光沢で高級感があります。
上質な細い糸を使用し、高密度な生地なので、肌触りがよく、ダニを通しません。
素材は綿なので通気性や保温性もあり、オールシーズン快適に使用できます。

2-8.ベロアのおすすめ枕カバー

メリーナイト のびのび枕カバー

メリーナイト のびのび枕カバー
素材パイル部分:綿100% 綿ベロア
グランド部分:ポリエステル85%・ポリウレタン15%
サイズ32×52cm
※35×50cm~43×63cmの枕に対応
装着方法筒形(ファスナー無)
カラー【ストライプ】
サックス・ピンク・ベージュ
【ドット】
サックス・ピンク・ベージュ
【無地】
クリーム・グリーン・サックス・ネイビー・ピンク・ブラウン
価格1,851円(税込)
洗濯方法洗濯機使用可 
※洗濯ネット使用、乾燥機使用不可

※価格は税込で表示しています。
メリーナイト のびのび枕カバーは、なめらかな肌触りの綿ベロアの枕カバーです。
カバーは筒形で伸縮性があるので、様々な形の枕に使用できます。
着脱もしやすく、洗濯機で洗えるので、お手入れの手間を省け、衛生的に使用できます。

2-9.裏面ラミネートのおすすめ枕カバー

Protect-A-Bed (プロテクト・ア・ベッド) 枕カバー

Protect-A-Bed (プロテクト・ア・ベッド) 枕カバー
素材【コットンタイプ】
表側:綿80% ポリエステル 20%
裏側:TPUラミネート加工
マチ部分:ポリエステル 100%
【パイルタイプ】
表側:毛羽部 綿100% 地糸部 ポリエステル 100%
裏側:TPUラミネート加工
マチ部分:ポリエステル 100%
サイズ縦43cm × 横63cmの枕に対応
装着方法ファスナー式
カラー【コットンタイプ】
ベージュ・ネイピー・ピンク・グレー
【パイルタイプ】
グレージュ・ベージュ
価格3,300円(税込)
洗濯方法‎洗濯機洗い ※洗濯ネット使用
生産国中国製

※価格は税込で表示しています。
Protect-A-Bed (プロテクト・ア・ベッド) 枕カバーは、枕をダニや汚れから守り、清潔に使用できる枕カバーです。
直接肌が触れる部分は、コットン100%のタオル生地で、サラッとした肌触りと高い吸水性が特徴です。
衛生的に枕を使用したい方におすすめです。

3.枕カバーのお手入れ方法

枕カバーのお手入れ方法

枕カバーは、直接肌や髪に触れるので、清潔に保つことが大切です。
枕カバーのお手入れのポイントをご紹介します。

3-1.枕カバーの交換頻度はどれくらいが良いのか

枕カバーの交換頻度は、少なくとも3日に1回程度、可能であれば毎日交換することをおすすめします。
枕カバーは寝ている時の皮脂や汗が直接つくため、見た目以上に汚れています。
皮脂や汗を放置すると、雑菌が繁殖するので、肌荒れや頭皮トラブルの原因になります。

洗い替え用の枕カバーを準備するなど、枕カバーは清潔な状態で使用することをおすすめします。

3-2.枕カバーの洗い方

枕カバーは素材によって洗い方が異なります。
詳しくは洗濯表示を見て、洗濯機で洗えるのか、手洗いで洗えるのか、クリーニング店に出すのか判断しましょう。

素材によっては、通常の洗濯洗剤・柔軟剤・漂白剤が使用できないものがあります。
ひどい汚れやシミができないよう、こまめにお手入れすることが大切ですが、汚れやにおいが気になる場合は、つけ置き洗いがおすすめです。

30~40度のぬるま湯に洗剤を溶かし1時間ほどつけてから、通常通り洗濯をします。
水に弱い素材などは長時間水につけると縮んだり傷んだりするものがあるので、洗濯表示は必ず確認をしましょう。

こまめに手入れをしてもにおいが気になる方は、防臭加工が施された枕カバーを選びましょう。

3-3.枕カバーの干し方

枕カバーを洗ったら、シワを伸ばして干しましょう。
素材によっては、直射日光や紫外線に弱く、変色したり傷んでしまう素材があるので、枕カバーを裏返し、風通しの良い場所で陰干しすることをおすすめします。

4.まとめ

まとめ

「素材・サイズ・装着方法・色」など自分にぴったりの枕カバーを使うことで、睡眠の質の向上に繋がります。

それぞれのメリット・デメリットを判断し、納得して枕カバーを選ぶことで睡眠環境を整えましょう。

枕カバーは直接肌に触れるので、清潔な状態を保つことが大切です。
お手入れの手間がかからないことも、枕カバー選びの大切なポイントです。

枕カバーを衛生的に使用して、快適な睡眠に繋げましょう。